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水戸の萩まつりが開催されました (R2.9.5〜27)

酷暑の夏が過ぎ去り、秋の気配を感じる季節になってきました。
水戸の偕楽園では、秋の恒例行事「水戸の萩まつり」が開催されました。

 

今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、ほとんどのイベントが中止を余儀なくされていましたが、水戸市では、感染症対策を講じることで、約半年ぶりにおまつりを開催することができました。

 

9月5日には、萩まつりの開幕にあわせて、様々な行事が行われました。その中でも人気だったのが、江戸時代からつづく水戸の伝統工芸品、水府提灯の手づくり体験です。水戸で提灯業を営む「蔭山利兵衛商店」と「鈴木茂兵衛商店」にご協力いただき、それぞれ体験を取り入れたワークショップを開催していただきました。

 

蔭山利兵衛商店のワークショップでは、毛筆を使って提灯への絵付けを体験。和紙に印字された「樂」の字を染めたり、萩の花を描くなど、みなさん思い思いの提灯を作っておられました。

 

鈴木茂兵衛商店のワークショップでは、自分の好きな言葉が印字された和紙を、特製の手づくりキットを使いながら、提灯に仕立てていきます。店主の鈴木さんによると、「提灯の定義は、畳めること。」だそうで、今回制作した提灯も、“くしゃっ”と畳むことができました!

 

ぜひ、水戸に来たら提灯づくり体験をしてみてくださいね。

 

そして、夜の8時からは、「疫病退散祈念行事」と銘打ち、水戸が世界に誇る花火師・野村花火工業の花火が打ち上がりました。およそ10分間の打ち上げ花火でしたが、とても特別な時間に感じられました。感染症が早期収束することと、これからも観光や地域のおまつりが開催できることを願ってやみません。

 

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第53回 水戸の萩まつり
期間 令和2年9月5日(土)~9月27日(日)

(夜間開園・ライトアップは会期中の土・日・祝日のみ)
会場 偕楽園
主催 水戸観光コンベンション協会

(水戸市)

萩の花と行燈のライトアップ
萩の花と行燈のライトアップ
萩の花と行燈のライトアップ
萩の花と行燈のライトアップ
蔭山利兵衛商店ワークショップ
蔭山利兵衛商店ワークショップ
鈴木茂兵衛商店ワークショップ
鈴木茂兵衛商店ワークショップ
野村花火工業による疫病退散祈念行事
野村花火工業による疫病退散祈念行事