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「あす旅」リレーブログスタート “第1回水戸市編” 取材者:東海村

 

迫力満点の「水戸城大手門」に圧倒されちゃいました!!

 

みなさま、初めまして。東海村産業政策課の篠崎です。今回は、「あす旅」リレーブログのトップバッターとして、水戸市の魅力的なスポットを取材してきましたので、その様子をご紹介します\(^o^)/

 

水戸市への小旅行!実際どこに行こうかな・・・?

 

水戸市は言わずと知れた徳川家ゆかりの歴史と文化を今に残す街。ふと頭によぎったのが、「水戸城大手門 復元完成!」のニュースです。SNSで投稿されていた大手門をチェックし「これは行くしかない!」と思ったのです。

 

10月某日、私の「あす旅」が始まりました!!

 

東海村から車を走らせること約30分、弘道館の駐車場に車を停め、降りるとすぐに大手門が見えてきました。

 

「おぉ~!これは写真やニュースで見て、想像していたサイズより何倍も大きいな!!!」と、そのスケールに圧倒されちゃいました( ゚Д゚)

 

 

 

そして、ここで私が予習していた大手門の歴史を遡っていきたいと思います。
そもそも水戸城の大手門は明治4年の廃藩置県による水戸城廃城に関連して取り壊されてしまったという歴史があります。

 

平成21年には、「水戸城の城門だといわれる扉」が坂東市の万蔵院で発見され、その後、歴史資料や発掘調査の結果をもとに、可能な限り正確な形で復元に至ったそうです。

 

また、その建築工法も目を見張るものがあり、主に一階の柱には欅、二階には檜、梁には松を使用し、随所には釘を使わない「継ぎ木」による伝統工法で建てられたといいます。

 

実際に柱を触ってみると、その大きさや木のぬくもり、そしてなによりも当時の大工職人の技術や魂を感じることができました(; ・`д・´)

 

 

さらに、門の左手に目を向けてみると、足元になにやら「気になる小窓」がΣ(゚Д゚)

なんと、これは江戸時代当時の「水戸城瓦壁遺構部」だったのです。こんなところにも徳川家における歴史の片鱗が見え隠れしているなんて、思わず感動しちゃいました!

 

 

先人の想いを知ることが、当時の風景へいざなってくれる

 

そんな歴史に思いを馳せながら、門をくぐると今度は右手に気になる石碑を発見。ただの石碑ではなく、実際石碑には御製碑と書かれていました。ちなみに御製とは、天皇陛下が作られた詩文や和歌のことを言うそうです。

「たのもしく よはあけそめぬ 水戸の町 うつつちのおとも たかくきこえて」と刻まれています。

 

 

裏手に設置されていた歌の内容案内を読んでみると「昭和21年11月18日・19日の両日、昭和天皇が、水戸に行幸された時に県庁屋上から市街を見渡されて、戦後の復興ぶりについて詠まれた歌」と書かれていました。

 

「ふむふむ、そうだよな。戦争があったんだよな。」と思いつつ、再度句を読んでみると、その内容はもちろん、「先人の思いを知ることが、当時の風景へいざなってくれるんだな~」と実感!

観光地の歴史を知るってやっぱり大切ですね(^^)

 

“レフ版効果”の写真映えスポットに驚き!

 

そこからさらに奥に歩いていくと、右手には茨城大学教育学部付属小学校(旧師範学校)、左手には水戸市立第二中学校が!なんといっても歩道の両側には瓦を冠した白い土壁が整備され、「お~これは、なんだか江戸にタイムスリップしたみたいな気分だ!」と大興奮!

 

というのも、実はこの場所、下調べで大手門と同時に気になっていた写真映えスポットのひとつ!この白壁の前で写真を撮ると、きれいに撮れるというのです。

 

半信半疑で壁の前を歩いていくと、なんだか少し眩しさを感じ、「なるほどっ!! 太陽の光が白い壁に反射して被写体を明るく照らす、いわゆるレフ板効果か!!」と写真映えスポットに納得の一言!

 

 

また、夜には街灯と地面に埋め込まれた照明が白壁を照らし、幻想的な雰囲気を醸し出すそうなので、「ここに彼女を連れてきたらポイントが高いぞ!」なんて、思わず心の中で呟いてしまいました\(^o^)/

 


 

「男ひとりCafé」を初体験してきました!!

 

大手門を後にして、お腹も空いてきたので、事前にリサーチしておいたカフェにお邪魔することにしました。
車で移動し、水戸京成百貨店近くのコインパーキングに駐車。そこから歩いて2~3分で見えてきたのが、お目当ての「Café RIN」さんです!

 

「どんな店内なんだろう!」と、歩道から続く、細く長いアプローチをワクワクしながら歩き、入り口の扉を開けると、「いらっしゃいませ~」と店員さんが笑顔でお出迎え!

 

 

心地よい音楽とお洒落な雰囲気の店内を歩きながら、席に案内していただきました。
メニュー表をみてみると「RINセット」「小エビのトマトクリームパスタ」「白いソーセージ入りアラビアータ」「完熟トマトのミネストローネスープごはん」など、バラエティに富んだメニューが満載♪

 

じつは、「Café RIN」さんのことは事前に色々と調べていて、なかでも「アボカドパスタ」が気になっていたので、「アボカドパスタ」と、さらにデザートには「RINセット」を注文。

 

料理を待っている間、店内を見回してみると、頭上には「気球!!」や本棚には絵本や気になるタイトルの本が並べられていました!(壁に掛けられていた写真もお洒落だったな)

 


 

オリジナルパスタの美味しさに思わず感動!

 

ほどなくして、「アボカドパスタ」が運ばれてきました!青いお皿に盛られたパスタを思わずスマホで撮影!

 

 

早速いただいてみると、アボカド・ジェノベーゼソースに絡んだパスタはまさに「絶品!」。 バジルの香りが口いっぱいに広がるだけでなく、「ハム?ソーセージ?」がこれまた格別で、「これはなんですか?」と店員さんに伺ったところ「スパム」でした(笑)

 

 

 

 

正直、普段なかなかパスタを食べる機会がなく、ましてや「ジェノベーゼのパスタ」を食べたことはほとんどありませんでしたが、「Café RIN」さんのパスタを食べて、「こんなに美味しいんだ!」と実感しましたので、今後パスタを頼むときは、「ジェノベーゼ」を選択肢のひとつに追加したいですね!

 

 

 

新たな食やカフェの楽しみ方を再発見!

 

「RINセット」の本日のケーキは「濃厚マロンのチーズケーキ」。ケーキの断面からは、大粒の栗が覗いていて、生地にも栗が練りこまれているなど、超濃厚なマロン味を堪能できました!

また、スコーンはジャムとクリームをつけて食べるスタイルで、「新たな食の楽しみ方」に出会えましたね。

そもそも、今回「Café RIN」さんにお邪魔する前は、「カフェとはオシャレな人が集う場所で僕にはハードルが高いよな。ましてや男がひとりで行くなんて……」と思っていましたが、いざ訪れてみると店員さんもフレンドリーで「caféは男性ひとりでも気軽に足を運べて、居心地が良い場所なんだ!」と「カフェの楽しみ方を再発見」することができました!

 

 

「絆」で紡いでいく、人々の想い!

 

食後にはオーナーの方から、「20年以上前からメニューは変わっていません」「まずは人気の食材を集めてメニューを考えています」など、興味深いお話を伺うことが出来ました。

(人気メニューの「ロコモコ丼」は、今度なんとしても食べに行かなくては( `ー´)ノ)

      (ロコモコ丼)

 

そしてなにより、「カフェを運営されている中で大切にしていることはなんですか?」という私の質問に対してのオーナーの一言がいまも胸に残っています。

 

「人と人とのつながりです。絆がなければいまのCafé RINはありません」

 

 

 

「あす旅」と「リレーブログ」は県央9市町村が手を取り合って行っている観光プロモーションです。これまで実現できなかった観光に携わっている市町村担当者同士のつながり、街で出会った市民の皆様との触れ合い、そしてこうした取材にご協力いただいた方々との会話――。

 

「Café RIN」さんのお話を伺って、人と人とのつながり、つまり「絆」が街を活性化させ、新しい価値を生み出していくのだと改めて考えさせられた一日でした!これは「観光」という側面からみても欠かせない要素ですね。

 


 

これにて今回のブログは以上となります。

取材にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!!
これまで取材を通して私が感じたことを綴らせていただきましたが、読者のみなさま、いかがでしたでしょうか??

 

今回の取材で、「多くの気づきや再発見」があり、とても勉強になりました!
今後も、リレーブログでは人と人との「絆」を大切に市町村の魅力や写真映えスポットを発信していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

次回の取材担当は茨城町の長洲さんです!

きっと素敵なブログを書いてくれると思います(^^)

それでは、長洲さんよろしくお願いします!