あす旅の楽しみ方をご紹介します あす旅の楽しみ方をご紹介します

「あす旅」リレーブログ “第2回東海村編” 取材者:茨城町

疲れを気軽に癒しに行きたい!そんな方にぴったりの東海村小旅行!

みなさん、はじめまして。茨城町商工観光課の長洲和英です。第二回目の「あす旅」リレーブログは私の上司、長洲恵子補佐に協力いただき、長洲ペア(親戚ではないんです…笑)が2班に分かれて東海村を取材しました!

 

これからの季節にぴったり!肌の保湿・免疫力アップ!

東海村と言えばさつま芋や葡萄など農産物の生産や、『茨城一の宮 大神宮』などが思い浮かびましたが、冬ということもあり、肌の保湿や免疫力アップの意識が高まっているので今回の旅の前半は、私、長洲恵子が『鈴木ハーブ研究所』を訪れてみることにしました。

 

 

実は『鈴木ハーブ研究所』さんの基礎化粧品を以前イベントで見かけて購入したことがあり、使い心地が良かったので店舗を一度訪れてみたかったのです。下調べをしてみると、店舗の隣にハーブガーデンがあって、色々なハーブ等を育てられているのだとか。

 

早速出かけてみることにしました。茨城町役場からだと、車でおよそ1時間。オレンジ色のテラッコタ調の屋根に白い外壁の可愛らしい建物が見えてきました。この建物が『鈴木ハーブ研究所』の店舗で、駐車場に車を停めて見上げると、早速“映えスポット”を発見!

 

 

道路側の外壁にとっても大きな絵が描かれていました。「植物が描かれていて優しい感じの絵だな」と思っていると、建物の中から女性の方が出てきて「上部に描かれているのは、ハーブやフルーツなど、うちの商品に関連する植物たちで、その下に描かれた三角フラスコはサイエンスを意味しています。私たちのテーマであるハーブとサイエンスの融合を表しているんですよ」と教えてくださいましたのは,『鈴木ハーブ研究所』代表取締役の鈴木 さちよさんです。

 

 

よく見ると人気商品の「パイナップル豆乳ローション」のパイナップルも描かれていて、様々な植物の恵みがフラスコに滴り落ちているような印象を受けました。とっても素敵な絵の前で記念撮影をして、早速ハーブガーデンを案内してもらうことに。

 

ハーブガーデンに魅了されて

店舗の隣にある鈴木さんのご自宅の脇を通り、裏手に回ると草木が茂って中央に小川のような堀がある庭にたどり着きました。「わぁ! 私の好きな紫色の花がたくさん咲いている!」と思わず声に出すと「これはメキシカンブッシュセージと言ってセージの一種です。きれいな紫色が宝石のアメジストに似ていることから、アメジストセージとも呼ばれているんですよ」と教えてくださいました。少し前まではコスモスが花を咲かせるなど、四季折々の花を楽しめるのだとか。中央の堀が気になり聞いてみると「自宅の生活排水をろ過してきれいにし、溜めておく池があるのですが、雨などでそこがいっぱいになるとこの堀に流れてくるようになっています。流れてきた水はそのうち蒸散して、また池がいっぱいになった時の受け皿になる。『パーマカルチャー』と呼ばれるオーストラリア発祥で循環型の暮らし方の一部分です」と教えてくれました。最近広く知られてきたSDGs(持続可能な開発目標)にも関係する環境問題にも取り組んでいらっしゃることに関心しながら様々なハーブや植物を見せて頂きました。

 


 

ハーブの匂いに包まれた癒しの空間

ハーブガーデンを後にして、店舗の中に入るとまず感じたのがハーブの爽やかな香り。そしてきれいに陳列された商品は、とっても見やすいなという印象でした。また、ほとんどの商品にテスターが設置されていて、スタッフさんが丁寧に説明してくれるので、肌の状態や理想などに合わせてしっかり選べるようになっていました。

 

ふと「納豆ローション」のコーナーに新聞記事が掲示してあるのに気付き読んでみると化粧水と石鹸が2020年の『グッドデザイン賞』を受賞した記事のものでびっくり! 納豆の粒と糸を表した模様がパッケージのデザインに組み込まれているのですが、幾何学模様にも見えるおしゃれな感じで、女性が手に取りやすいデザインだなと感じました。この「納豆ローション」は『鈴木ハーブ研究所』の一番最初に販売を開始した商品で、アトピー肌だった娘さんのために納豆の保湿成分に着目し商品化するに至ったそうです。まさに家族への愛と研究の成果が詰まった一品ですね。

 

 

店内に設置された洗面台では化粧品の体験ができるということで、今日は「納豆せっけん」と「納豆ローション」の体験をさせてもらうことにしました。丁寧に泡立ててくれます。この泡が本当にきめ細やかでまるでホイップクリームのようです。手の甲を顔に見立てて泡をのせ、正しい洗顔方法を教えてもらいました。泡を流した後に「納豆ローション」を伸ばしていくと、スーッと肌に浸み込んでいき、手の甲の肌が潤いふっくらした印象になりました。正しい洗顔をしてきちんと汚れを落としてから化粧水を使うことが重要で、潤いに差が出るのだと教えてもらったので、これから実践したいと思います。

 

 

店内には他にもムダ毛を目立たなくすると人気の「パイナップル豆乳ローション」や男性用化粧品のコーナーなど個性あふれる魅力的な商品が並んでいたり、ハーブのエッセンシャルオイル(精油)の香りのテイスティングコーナーや、ハーブガーデンのハーブを使って作られた「タッジーマッジー(ハーブの花束)」、「モイストポプリ」などもあり、ずっとここで癒されていたい気分になってしまいそうでした。

 


 

モイストポプリタッジーマッジー

 

『鈴木ハーブ研究所』を訪れて、こだわりの詰まったハーブガーデンや、特色のある商品に触れ、私も茨城町のオンリーワンの魅力が詰まった観光をどんどんPRしていきたいなと思いました。


株式会社  鈴木ハーブ研究所

住所   〒311-1112  茨城県那珂郡東海村村松2461

営業時間   9:00〜18:00

休業日   年末年始,GW夏季休業

TEL   029-212-5225

公式HP   https://s-herb.com


 

後半は長洲和英さんがイタリアンレストランの『OLIVE』を取材します。

 

 

居心地の良いおしゃれなお店「OLIVE」

長洲恵子補佐からバトンタッチし、ここからは私、長洲和英が地元で人気と聞いて訪れてみたかったイタリアンのお店『OLIVE』を取材します。

 

初めて訪れるお店ですが『OLIVE』は県道62号線(原研通り)沿いにあるのですぐに見つけることができました。お店の前の駐車場に車を停めると、まず、店頭ディスプレイの自転車と小さな噴水が目に留まり、ふとイタリアの街角のイメージが浮かびます。

 

 

店内にはステンドグラス風の窓があり、ワインボトルやコルクなどで装飾されていてお洒落な雰囲気。特にトイレのドアや洗面台一面にコルクが敷き詰められているのには「これは写真映えするぞ!」と一人で勝手に盛り上がっていました笑。 BGMにジャズが流れているのも素敵で、ゆっくりと寛げる場を提供したいというオーナーの心遣いを感じます。そんなオーナーが一人で切り盛りするここ『OLIVE』は、移転前も合わせて20年以上の歴史があるそうです。

 


 

オーナーが選び抜いた食材で作るイタリアン

席についてさっそくメニュー表を広げるとパスタは20種類以上、ピザは16~17種類から選べ、その他にもおつまみや、サラダ、パフェと、まずメニューの多さに驚きます。アルコールの種類も豊富で、パスタやピザと一緒にワインを傾けるお客さんも多いのだとか。その中から今日は「食通のサラダ」「ペペロンチーノスパゲティ」「マルゲリータピザ」「ストロベリーパフェ」を注文。おなかが空いていたのでつい沢山注文してしまいました…笑。

 

 

まず運ばれてきたのが「食通のサラダ」。注文した時から“食通の”というネーミングが気になっていたのですが、目の前にして納得! 新鮮な野菜と一緒に盛りつけられていたのはイタリア産生ハムとカマンベールチーズ。そこにオリジナルドレッシングがかけてあって更に削ったチーズがまぶしてある。一口食べると、口の中にフワッと爽やかな酸味が広がってチーズや生ハムの旨みととってもマッチしていました! この酸味はバルサミコ酢ですか? とオーナーに聞いたところ、リンゴのお酢なのだと教えてくれました。一般的にドレッシングにはぶどうのお酢を使うことが多いのですが、よりまろやかで甘みを感じるりんごのお酢を使っているそうです。

 

 

そして、次に運ばれてきたのは「マルゲリータピザ」。チーズがたっぷりのっていてひとかけ持って口に運ぶと、チーズが長い糸を引いていました。これも口に入れた瞬間何かの香りが鼻を抜けるような感じがして「なにかのハーブかな?」と思っていたら、バジルだと教えてくれました。

 

 

そして遂に一番人気と聞いていた「ペペロンチーノスパゲティ」がテーブルに到着! シンプルな見た目とは裏腹にとっても芳醇な香りが漂ってきました。サラダとピザでお腹は半分満たされていたのですが、この香りで再び僕の食欲が掻き立てられ、あっという間に完食してしまいました! なんでもこのペペロンチーノはオーナーが麺の茹で加減やニンニクを入れるタイミング、イタリア産のオリーブオイルや塩を使うなど味付けにこだわり抜いた一品で、シンプルだからこそ難しいメニューなのだとか。僕は普段ナポリタンを選びがちだったのですが、ペペロンチーノにはまってしまいそうな美味しさでした! そしてパフェもボリューム満点でしたが、甘いものは別腹です! パイナップルやバナナなど生のフルーツが添えられてクリームやいちごアイスなどが盛られた「ストロベリーパフェ」はフルーツの酸味とアイスなどの甘味が絶妙なバランスでした。

 

 

オーナーのこだわりから感じる“おもてなしの心”

食後、オーナーに改めてお店を長年続けてきて心がけてきたことなどを聞いてみると「まずはお客さんに居心地よくくつろいでもらえるように、そして美味しく料理を食べてもらって、また来たいと思ってもらえることが一番大事だと思っています」と仰っていました。また「そのために、自分の目で実際に見て、食べて、良いと思った食材を使う事が大事だと思っています」とも。サラダにイタリア産生ハムを使ったり、オリーブオイルや塩もイタリア産にこだわるのはオーナーのそういった思いからなんだな。と納得しました。「原子力研究所の近くという立地上、外国人のお客様や国内でもいろいろな地方の方に来ていただく機会も多く、実はその方の地方の味付けの慣習に合わせて、少し加減するときもあるんですよ。例えば関西の方には少し味を薄めに…とか」というお話を聞いて、私が携わっている観光という分野においても、いろいろな人のニーズを探り出し工夫していくことがお客様に満足していただける秘訣なんだなと改めて感じることができました。

 

今回の私のリレーブログは以上となります。

 

取材にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

第2回目「あす旅」リレーブログでも、素晴らしい体験ができ、おいしいお店を知ることができて地元茨城の魅力を再発見できました!

 

次回は城里町の青田さんが茨城町を取材します。
さらなる発見を期待していますよ! ! !